2011年8月30日火曜日

トレッキングポール使用者増加中!!


このブログの一番人気は「トレッキングポール」の記事です。  登山を始めた多くの人がトレッキングシューズ、ザックの次に気になるのが「トレッキングポール」だからだと思うのですが、特に「宝満山」ではその傾向が多いです。
【登りは肺・心臓、下りは足・腰に負担!】
2号目の一の鳥居~山頂までがほとんど石段で形成される「正面登山道」は登りの肺・心臓にくる重労働に加え、下りの足・腰の負担は半端なものではありません。
登りに関しては休む回数を多くしていけばなんとか登る事が出来ます

が、一段一段と衝撃が加わる下りでは「休憩」回数を多くしても解決しません。


ちなみに下山時に掛かる足腰への負担は「自分の体重の約3倍」と言われています。 これは登山道の形状にも左右されます。 富士山や開聞岳のような滑り易い登山道(ほとんどの登山道がこれにあたる)は足を降ろした場合靴と地面が少し滑ります。この「ずるっ」とした滑りが足腰の負担を軽減してくれます。
一方、全く滑りがない地面(石段やアスファルトなど)は足腰への負担が100%伝わるためダメージが大きくなります。 歩きやすい分、足腰の負担は増加します。

【トレッキングポールは宝満山で使え!】

私にとってダブルのトレッキング・ポールはここ宝満山では欠かせない道具となりました。トレッキング・シューズ同様トレッキングポール無しではこの山は登りません。 幾つかの山は登ってきましたが、他の山ではこれほど「トレッキング・ポール」が必用だと言う山はありません。逆に、トレッキングポールが邪魔な山も多く存在します。(開聞岳などは邪魔でした)
何の気なしにとりあえず「宝満山」でも登って見るか? という軽い気持ちでTrialで買った500円のリュックサックを背負い、午後3時頃から登山をしました。 登っても登っても楽にはならずやっとの思いで山頂にたどり着き、5時過ぎに下山。 3合目の水飲み場に到着した頃は辺りは暗くなり始め竈門神社にたどり着いたのは7時すぎで辺りは真っ暗でした。下山を急ぐあまり、ほとんど駆け下りる状態だったと思いますが、その後3日間は筋肉痛で「階段恐怖症」に悩まされる事に・・・。
その後「竹杖」を宇美ルートで手に入れ、足腰への負担は多少楽になりましたが正面登山道の連続登頂は出来ませんでした。

【連続登頂を可能にした「ダブルトレッキングポール」】

しばらくはこの「竹杖」を愛用していましたが「稚児落し」を下る際に落としてしまい、スポーツデポで安売りしていた「ダブルトレッキングポール」を手に入れました。 5000円弱だったと思います。
この「ダブルトレッキングポール」は多少の慣れが必用ですが、下山時での効果が絶大でした。 足腰の負担がほとんどなくなり「正面登山道」の連続登頂も可能になりました。

【トレッキングポールとハイキングステッキの違い】
別稿でも述べましたが、「ポール」と「ステッキ」の違いです。 登山専門店で良く見かけるトレッキングポールとステッキですが売り場には同じように陳列されています。 どの様に使い分ければ良いのでしょう? 構造的な違いを詳しく見てみましょう。


「長いポール、短いステッキ」
比較表
この両者の違いを明確にしているメーカーやショップはありません。 メーカーはトレッキングポールやステッキともに売りたいからです。 両者の違いは1本か2本か、T型かI型か、値段が高いか安いか、の違いで選んでいるだけなのです。

アウトドアショップの多くは「儲け」の多い「ヨーロッパ製」を薦めます。これは当たり前のことなのでお金に余裕のある人は機能の高い「ヨーロッパ製」を買って下さい。

このブログを書いたきっかけは安い道具を使い、安全で快適な「登山生活」を送るために立ち上げました。 そもそも、登山は「体力」さえあれば出来るスポーツなのです。
野球には「バットとグローブ」が必用です。 テニスにはラケット、ゴルフにはクラブやゴルフコース、MTBには自転車、多くのスポーツには「道具」が必用になりますが里山登山をする限り、専用の道具などは必用ありません。 靴であれストックであれザックであれ高級な舶来品で無ければ登山が出来ないわけではないのです。

トレッキングステッキの最大の特徴は収納時の長さが短く、持ち運ぶのに便利だと言うことだけです。 ザックが大型化しポールの収納機能が付加された現在ではトレッキングステッキの「携帯性」は気にならなくなりました。 これから購入を検討するのであれば「ダブルトレッキングポール」が圧倒的に便利です。

(登山専門店では値段が高いトレッキングポール)
登山専門店では「ヨーロッパ製」の高級トレッキングポールは売っていても、安価な「中国製」トレッキングポールは販売していません。 この超円高の時代、もっと安くなっても良いのですがどういうわけか高いままです。 「所詮は中国製だから粗悪品!」だと登山ショップの店員がいいそうですが、ヨーロッパのアウトドアメーカーのほとんどが中国に工場を持ち、作っているのは「中国人」なのです。 「ブランド名」さえ気にしなければ十分使用出来ます。

2011年8月現在のインターネット通販のもっとも人気の高い定価格「トレッキングポール」は右の製品です。
このネットショップは(代引き手数料無料、5千円以上は送料無料)になるのでさらにお得です。 1セット2990円なので2人分購入すると5980円で自宅に届きます。(1セットの場合2990円プラス送料)
私はこの製品を購入していないので保証は出来ませんが、製品のレビューを見る限り問題はなさそうです。(私はこのお店の回し者ではありません)
「トレッキングポール 最安値」で検索して下さい。

【インターネットは不安】
(ネットショッピングとネットオークションは別物)
「インターネットで商品を買うと失敗する」と良く聞きますが、よくよく話を聞いてみると「インターネットショッピング」と「ネット・オークション」を混同している人が大勢います。 
「インターネットショッピング」とは基本的にはテレビショッピングと同じ「通信販売」でテレビ媒体が「インターネット」に代わっただけの事です。  テレビショッピングの場合、紹介するキャスターや俳優、撮影するカメラマンや放送局の使用料など かなりの費用がかかりますが、インターネットショッピングの場合、制作費はほとんどかかりません。その為、テレビショッピングよりも安い価格で販売することが可能です。 普通のスポーツショップが「インターネットショッピング」を展開する場合も多くあります。
店のチラシがインターネットのショッピングサイトで、電話の代わりがパソコンなのです。 店のチラシを見て、電話で注文をし、商品は「宅急便」で送られてくるのと同じです。
ネットショッピングの場合は価格が決まっているので、消費者は買うか買わないかを判断出来ますが、オークションの場合は「値段」が決まっていません。 また、販売する人の情報が非公開の場合が多く、個人の出店者も大勢存在します。誰でも簡単に売買することが可能なため、なかにはとんでもない人も大勢いるのです。 

ネットショッピングはその業界のプロが多く、電話での質問にも快く対応してくれますが、ネットオークションの場合はその業界の人で無い場合が多く、電話での問い合わせが不可の場合がほとんどです。 貴金属(宝石、時計、コンサートのチケットなど)簡単に手に入らない商品がオークションにあったら要注意です。(例えば、SMAPのコンサートチケットなどは要注意です。)売る方も買う方も両方騙される可能性があります。 
誰でも「安い値段」で仕入れ「高い値段」で売ろうとします。 買う方は「高い」商品を1円でも安く買いたいと思うものです。その人間のエゴが「オークション」を成立させているといっても過言ではありません。 ネットショッピングとネットオークションの仕組みを簡単に図示しました。
このネットショッピングの最大の特徴は24時間、自宅(パソコンの前)で買い物が出来る事です。
テレビショッピングの場合その放送時間にしか買うことが出来ませんが、ネットショッピングは在庫がある限りいつでも購入出来ます。テレビショッピングをより便利にしたものだと考えて下さい。「ジャパネットたかた」や「ニッセン」などの「通販大手」もネットショッピングを行っています。 家電、パソコン、ブランド衣料品などネットショッピングで買えないものはほとんどありません。

【ネットオークションは気をつけろ!】
危険なのは一般の人が簡単に商売の出来る「オークション」です。お金を支払ったのに商品を送ってこない。画面にある商品と到着した商品が違う。商品を送ったのにお金を送ってこない。 
この手のトラブルは多々ありました。 最近は少なくなりましたがそれでも騙される人もおおいのです。 
「オークション」は市販よりも安く買えたら儲け物と言うくらいに割り切って取引しましょう。

【悪気はなくても・・。】

ネットオークションには「締切時間」が存在します。 人気の高い商品は締切時間直前に入札金額が増加します。 安く手に入れられると思ったのに5分前に値段が倍に跳ね上がり、入札を逃したというのもあります。 買う気もないのにわざと入札して金額を吊り上げた事もあります。オークションの締切時間が迫ると「何とか手に入れよう」として「定価」よりも高い値段で入札することもあります。ついついエスカレートしていくのです。 
また、お互いに良い取引をしたと思ってもよくよく考えると「失敗したな~」と思うこともあります。
オークションは基本的に「送料」は自己負担(入札者)となります。
サーファーでもないのに「サーフボード」を5千円で落札した事があります。 事前に近くの中古屋で1万円程度で売っていたので入札した時は「儲け物」と思っていましたが、サーフボードは大きいので「送料が6000円かかります」といわれました。 「今更、買うの辞めます」とも言えず、11000円支払い送ってもらいました。 
この場合、売主が悪いわけではありません。 結局「儲かった」のは運送屋だけでした。
オークションにはこの手の話は当たり前に起こるものです。 それらを理解していないと失敗します、がしかし「ネットショッピング」はまるで別物です。 「通販」や「訪問販売」で適応している「クーリングオフ制度」も適応されている安全な制度です。
いつでも簡単に購入出来る優れた制度ですが、ついつい「買いすぎ」に陥ることも・・。
あなたのその買いたいと思う欲求に「クーリングオフ制度」は効きません、くれぐれもご注意を!

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