2011年7月11日月曜日

四王寺山(大野城)

ダイソー水城前より
(お手軽・見所いっぱい四王寺)

宝満山正面登山道の中腹から正面に見える山が「四王寺山」です。 大野城市、太宰府市、糟屋郡宇美町の境界に位置する標高500メーター未満の低山です。

大城山、大原山、水瓶山、乙金山からなり、日本最古の「朝鮮式山城」(大野城)を形成しています。 山頂中央が凹んだ外輪山のような形状になっていて、尾根づたいに城壁の土塁が構築(高さ3m以上、総延長8㌔)、土塁の築けない谷側には「石垣」が築かれ見所の一つとなっています。(大石垣、百間石垣など)

(場所)

福岡空港と宝満山の真ん中に位置します。宝満山の正面登山道から見下ろした先にある山が「四王寺山」です。 登山ルートは主に大宰府政庁跡横から坂本を通り登山口に向かうルート。 自動車で「県民の森」に向かい、そこから土塁を目指すルートなどがあります。   





(土塁・観音巡りは余裕をもって・・)
大野城
四王寺山登山は「宝満山」などと違い比較的楽に登れます。 宝満山名物の長くて苦しい「石段」はありません。  単にピークを目指し、下るのであれば古処山同様、簡単に登れます。
但し、土塁・観音巡りをする場合は多少時間がかかるので「県民の森」までは自動車で登り、そこを起点に土塁を「右回り」「左回り」する事をお勧めします。(家族連れで楽しめます)

「県民の森」は無料駐車場(150台可能、門限あり)。トイレや自動販売機、なども設置してあります。
この「県民の森」センター裏から近くの土塁までは約10分程度で到達出来ます。 土塁を右回りすると「大城山・毘沙門天」→「音楽堂」→「小石垣」→「大原山」→「焼米ヶ原」→「大石垣」→「県民の森」と一周します。 写真を撮りながらだと3時間程度かかると思います。

大城山が最高地点になり、「小石垣」や「屏風岩」などは県民の森よりも標高が低いため、最初に大城山を目指す「右回りルート」のほうが私は好きです。

※土塁巡りルートの場合は「岩屋城跡」へは行くことは出来ません、もし向かうのであれば「焼米ヶ原」から車道を太宰府方面に下る必用があります。 

(県民の森)
「県民の森」案内
四王寺山は福岡県の「県民の森」に指定されているので登山道やトイレなどの施設が充実しています。 四王寺山の中央にある「県民の森」は「子供の国」もあり、四季を通じて家族連れで楽しむ事が出来ます。 車で行く場合は乙金山の先から登る「宇美ルート」、太宰府から登る「太宰府ルート」があります。

(トレイルランニングに・・・。)
四王寺山の尾根を一周する「土塁」巡りルートはアップダウンがさほどなく「トレイルランニング」の練習には最適なコースかもしれません。

(大宰府政庁跡からのルート)

 
より大きな地図で 四王寺山 を表示




大宰府政庁跡の駐車場
四王寺登山のメインとなるのは「土塁巡りルート」(地図緑線)ですが、車が故障中の為仕方なく「自転車」を使って登山することに・・・。 大宰府政庁跡経由で坂本登山口まで進みそこから徒歩で四王寺山一周を目指しました。


 大宰府政庁跡から登る場合は写真にある「駐車場」に車を止めます。※門限あり


この大宰府政庁跡の手前にある舗装路を通り「坂本ルート登山口」を目指します。 駐車場から登山口までは約30分程度だと思います。


登山口
坂本ルート分岐












登山口から5分程度登ると右手に「岩屋城跡」「眺望の森」へと進む登山道が現れます。

この分岐は右に曲がると「岩屋城跡」、左に曲がると「眺望の森」に行くことができます。

「眺望の森」はここから5分程度の距離にあり、さらに進むと「岩屋城跡」のルートへと合流します。
(岩屋城跡)
岩屋城跡
眺望の森から30分程度登り、林道を通り抜けた先に岩屋城跡があります。太宰府から博多方面への展望が素晴らしく、麓から吹き上げてくる風がとても気持ち良いです。
岩屋城跡から林道を道沿いに歩いて行くと「焼米ヶ原」に出ます。 「焼米ヶ原」から土塁伝いに進むと「大原山」方面となり土塁を「左回り」で進むことになります。

増長天礎石群












(大石垣・県民の森分岐)

私は「左回り」があまり好きでは無いので「焼米ヶ原」から「右回り」で「増長天礎石群」を抜け県民の森方面の分岐を右に折れ「子供の国」を通過し「県民の森」で昼食をとりました。
※この分岐を左に下れば「大石垣」に行けるみたいです。帰りに行こうと思っていましたが下山ルートを間違えたので、確認出来ませんでした。




(音楽堂~大城山(毘沙門天)~ルートを間違え・・・・大失敗 /(^o^)\ナンテコッタイ )


 「県民の森」センターで「お弁当」を食べたあと久しぶりの登山に疲れたのか一気に「めんどくさくなった」ので「土塁巡り」は即刻中止。 「県民の森」~「音楽堂」まで林道(舗装路)を通りここから左回りで「毘沙門天」に向かいました。
毘沙門天の鳥居
 左回りで「毘沙門天」を通ったのは今回はじめてで、しかも小雨交じりの天気で焦っていたのか土塁巡りの道を間違えてしまいました。 
  「右回り」で回っていれば問題なかったのでしょうが 「水城・国分・県民の森センターの分岐」で「国分」という地名が知らなかったせいか、いずれ「坂本ルート」に出るだろうと思い進んでんゆきました。 
進んで行くたびに標高は下がり続けいつの間にか「竹やぶ」が出てくる始末。  目印としての「土塁」は分岐以降確認することも出来ません。
 結局 1時間近くかかって国分の住宅地へと下山してしまいました。 

 「国分」の住宅地に着いても自転車を駐輪した坂本ルート登山口までどう進めば良いのか分からず、電池が切れかかっているスマートホンのグーグルマップを頼りに自転車の所までなんとかたどり着きました。(1時間近くかかる) やはり「左回り」はだい嫌いだ!!


 下山に予定していた「大石垣」の写真を収める事も出来ずとんでもない一日でした。 グーグルマップで確認したところこの「国分ルート」は四王寺登山道としては最長の距離だと思います。
 
 知らない「地名」の標識には従わない事です。もし道に迷ったなら自分が知っている「場所」の標識に従う事が迷わないコツだと知りました。(う~ム、名言!?) ちなみにグーグルマップ上に記されている「赤色」の経路が今回のルートです。(スマートホン アプリ「マイ・トラックス」使用)

1 件のコメント:

  1. みっちゃん お久しぶりです。更新してますね。楽しみに待ってました。お元気そうで何よりです。

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