中でも山頂で飲むホットコーヒーや「カップラーメン」は欠かせません。 そこで今回は現在山で使用中のコンロについて述べてみようと思います。
<ガスカートリッジコンロ>
登山において真っ先に考えなければならないのはその「携帯性」です。 アウトドア用コンロとしては「炭」「ホワイトガソリン」「カートリッジガスコンロ」「アルコールコンロ」の4種類ありますが「携帯性」を考えると「カートリッジガスコンロ」と「アルコールコンロ」の2種類に限定されます。
ガスカートリッジの形状は主に2種類あります。 カセットコンロでおなじみの細長いタイプ。
もう一つはアウトドアショップで見かけるダルマ型のタイプ。
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写真は現行のチタン製 |
私はこの新型が発売された時、旧型を在庫処分で叩き売っていた物を購入しました。 (定価3980円→1980円程度)
現在は4000円弱で手に入ります。(カセットコンロJrカートリッジ1個付き)
買った当初は主に「海釣り用」として堤防で「カップラーメン」ばかり作っていました。
現在は「山専用」として蘇りました。(20年近く愛用)
このコンロの最大の特徴は「カセットコンロ」用のカートリッジがそのまま利用出来ることで、どこのコンビニでも手に入り、「安売り」している事です。(スーパーなどでは3本で198円の所も・・・。)
(ダルマ型)
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業界最安値(カートリッジ別売り) |
バーナー部分だけの構造なのでコンパクトに出来ます。
本体のみで2000円を切るものもありますが、カートリッジ自体はアウトドアショップでしか販売しておらず特売などは期待できません。(カセットコンロの3倍以上高い)
ダルマ型、カセット型を選ぶのかは結局好みの差と言わざるをえません。
<基本セット>
基本セット |
半合でお米を炊くわけではありません。お湯をわかす鍋の役割があります。 使用しない場合はコンロやカップを入れて持ち歩きます。
コンロは圧電方式で着火出来ますが、着火部分が水で濡れたり、変形すると着火出来なくなるので100円ライターは必需品です。これとカートリッジ、コーヒー、カップ麺です。
コーヒーは簡易ドリップを使用しています。 山専用ではありませんがスーパーで安く買うことが出来て(1杯20円程度)しかも
モカ・キリマンジャロ・深煎り・浅煎りと種類も多く便利でしかも美味しいです。 (何でも山専用で揃える必用は何処にもありません)
こんな感じ |
<カセットガスの種類>
低温対応用と通常用があります。
低温対応用は外気温度が低くても安定的にガスが出るように配合を変更した内容になっており、価格が割高になっています。(冬季専用)
通常用で3シーズンは十分対応出来ます。
<アルコールコンロ>
昔からある物で構造も簡単・軽量でおおくの登山者が愛用しているものですが、簡単に自作することも出来てしかも安いのが最大の特徴です。コーヒーやカップ麺程度ならば簡単にお湯を沸かす事ができます。 燃料のアルコールと空き缶が1個あれば作る事の出来る「アルコールコンロ」。 アウトドアの知識として一度試してみるのもよいでしょう。
「アルコールコンロ」で検索すると作り方のサイトが出てきます、 ご覧下さい。
コンロが一つあるだけで登山の楽しさが倍増します。間違いありません。
※山火事には十分注意すること。 山の中での直火は使用出来ません。必ずコンロを持参してください。